海外の記事の中に面白いランキングを見つけたので紹介します。タイトルにある通り、世界全体で人気のある犬種トップ10!
日本国内だけのランキングは見たことがある人も多いのでは?日本ではダントツでトイプードルが人気ですが、世界全体ではどうでしょうか?
ちなみに元記事ではトップ50 が紹介されています。英語ですが興味ある方は元記事も読んでみてください。
The Top 50 Most Popular Dog Breeds In The World [2022]
今日の記事もぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
世界中の全ての国が、犬の登録件数の統計を集計・発表をしているわけではありません。(日本の登録件数はこちら)そのため、世界中で最も飼育されている犬の数を正確に把握することは、簡単な作業ではありません。
元記事によると、今回の調査ではGoogleトレンドのサービスを活用して、人気犬種を調べたようです。どの犬種が1番検索されているかを調べることにより、検索数が多い犬種=人気がある犬種と判断しています。調査対象期間は2021年の1月~12月の1年間。
犬種毎に世界ランキングと日本での順位も紹介
世界ランキング10位から1位の犬種を、日本でのランキングも併せて紹介!また、犬種の原産国や、簡単な特徴、飼育時に気を付けるポイントも記載。
第10位パグ
日本でのランキング:12位
人気のある国・地域:メキシコ、チリ、グアテマラ
原産国は中国。パグの性格は非常に社交的で、人間とともに暮らすのにとても向いている犬種です。犬種の特性として、パグは呼吸器官や鼻が短いという構造上の理由により、特定の健康上の問題を起こしやすいです。そのため、これからパグを飼うことを検討している方はパグの特性をしっかりと知ってから迎え入れてあげましょう。また暑さに弱いという特徴もあります。
第9位ポメラニアン
日本でのランキング:4位
人気のある国・地域:スリランカ、イラン、ブルガリア
ポーランドとドイツにまたがる、ポメラニアという地域から、ポメラニアンという名前がつけられています。スピッツタイプの犬種で、元々は中型犬サイズでしたが、改良が進み今のサイズまで小さくなりました。1700年代のポメラニアンの体重は現在の約10倍と言われています。分離不安症になりやすい犬種のため、しっかりと愛情を注ぐとともに、お留守番のトレーニングもしっかりと行うことが大切です。
第8位チワワ
日本でのランキング:2位
人気のある国・地域:メキシコ、グアテマラ、プエルトリコ
チワワの原産国はメキシコ。チワワは毛の長さが短い種と長い種の2つのタイプがいます。日本ではロングコートの方が人気があるようですが、海外ではスムースコートの毛が短いタイプが人気があるようです。日本での人気が2位と高い理由の一つは、アパートなどの限られたスペースの中での飼いやすさがあげられます。
第7位フレンチブルドッグ
日本でのランキング:6位
人気のある国・地域:イギリス、プエルトリコ、セルビア
原産国はフランスともイギリスとも。原産国の定義により表記が分かれます。元々はイギリスで闘犬として交配されていた犬種がルーツです。この犬がフランスに連れてこられ、小型化した犬種がフレンチブルドッグです。フランスではアーティストやデザイナーからの人気があるようです。
第6位プードル
日本でのランキング:1位
人気のある国・地域:日本、アルゼンチン、コスタリカ
日本での圧倒的な人気を誇るプードル。世界での人気ランキングでは6位という結果でした。日本ではプードルは大きさごとに4種類に分けられています。1番人気のあるトイプードル、そしてスタンダード・メディアム・ミニチュアの4種類です。プードルの特徴として、まずその毛質があげられます。クルクルとしたカールしたその毛が人気の1つ。毛が抜け辛いからプードルを飼い始めた、という人も多いでは?
プードルの起源はいくつかの説がありますが、ドイツ原産というのが有力です。あまり知られていませんが、プードルはボーダーコリーに次いで、全犬種の中で知能が2番目に高いと言われている犬種です。そのため家庭犬だけではなく、介助犬・盲導犬、また障害がある人の支援もこなすことができるほどです。
第5位シベリアンハスキー
日本でのランキング:27位
人気のある国・地域:トリニダード トバゴ、メキシコ、イラン
名前にある通り、原産国はロシアのシベリア地方。シベリアがとても寒い地方です。そのため、シベリアンハスキーは全ての犬種の中でも、最も分厚いダブルコートの毛を持っています。寒さにはとても強い犬種ということですね。雪ソリをひいているイメージを持つ方も多いのでは?性格は独立心が強く、しつけが難しい犬とも言われています。多くの運動量が必要ということも忘れてはいけません。
第4位ゴールデンレトリーバー
日本でのランキング:11位
人気のある国・地域:レバノン、スリランカ、アイルランド
原産国はスコットランド。特徴的な金色の毛で、パッと見てすぐにゴールデンレトリバーと判別できるほど、多くの人に認知されている犬種。
人気の理由の1つはゴールデンレトリバーの性格でしょう。とても愛情深いだけでなく、賢いため比較的しつけが簡単と言われています。また、家族の中に子供がいる家庭で理想的なペットとして人気もあるそう。日本は海外と比較して、全体的に大型犬の人気が低いですが、日本で1番人気のある大型犬がゴールデンレトリバーです。
第3位ラブラドールレトリーバー
日本でのランキング:13位
人気のある国・地域:アメリカ、イギリス、カナダ
なんと、30年以上に渡りアメリカで人気No.1!根強い人気があることがわかります。日本ではラブラドールレトリバーよりもゴールデンレトリバーの方が人気がありますが、世界的にはラブラドールの方が人気があるようですね。原産国はカナダ。ニューファンドランド地方が原産。ニューファンドランドという名前の犬種もいますが、原産国は同じくカナダのニューファンドランド。
ラブラドールは家庭犬としても大きな人気を誇りますが、警察犬、軍用犬、介助犬としても幅広く活躍している犬種です。
第2位ジャーマンシェパード
日本でのランキング:31位
人気のある国・地域:イラン、ウクライナ、パラグアイ
ジャーマンシェパードと聞くと、警察犬のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?日本でのランキングは31位と、今回のランキングの中で日本での人気は1番低い結果に。しかし犬種の認知度は実際はもっと高いのではないでしょうか?
ドイツ原産の犬種で、シェパードという名前がつく通り元々は羊の群れを守ための犬です。とても賢く、また人間と共に働くことに喜びを感じる性質があるので、世界中の警察、軍で用いられています。救助犬としても活躍するほど多才な犬種。
第1位ブルドッグ
日本でのランキング:30位
人気のある国・地域:イギリス、セルビア、プエルトリコ
ブルドッグの起源はイギリス。パグとマスティフを交配した犬種とも言われています。ブルベイティングという競技のために改良された犬種でしたが、1830 年代にこの競技が禁止されたことを機に一時期は絶滅の危機に。その後は愛好家たちにより攻撃性を抑える交配が行われ、現在は家族犬として愛されています。こういった背景から、しつけは難しい犬種とも言われていますが、家族に対しては忠実な側面も兼ね備えています。
なんとGoogleトレンドによると、ブルドッグが1番人気のある犬種という結果に!日本では30位という結果を見ても、多くの方にとって意外な結果ではないでしょうか?そしてランキングトップ10の犬種のうち3つをブサカワ犬がランクイン!あなたの愛犬は世界人気犬種ランキングにランクインしていましたか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!ではっ。