犬が食べても良いもの、ダメなものまとめ

私たちが食べているものを、愛犬と分かち合いたいというのはとても自然な考えです。果物や野菜など、人間が問題なく消化できる食品の多くは、犬にとっては深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。一方、人間が食べる食品の中には、犬も問題なく食べられるだけでなく、関節を強くしたり、呼吸の改善や免疫などの健康上のメリットがあるものもあります。

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ナッツ類まとめ

アーモンド: 有毒というわけではありませんが、喉に詰まりやすく、食道を傷つける可能性があります。塩で味付けされているものは健康上も良いものではありません。

ココナッツ:OK ココナッツミルク、ココナッツオイルもOKです。

マカデミアナッツ:絶対にダメです。犬にとっては毒。

ピーナッツ:OK ただし塩で味付けされたものは避けてください。

カシューナッツ:OK 問題ありませんが量に注意。塩による味付けがされていないもののみ。

乳製品まとめ

牛乳:OK  ただし、人間同様、犬によっては牛乳をうまく消化できない子がいます。あげるとしても少量が良いでしょう。

チーズ:OK 少量で小さなものならOK。牛乳同様、乳製品をうまく消化できない子は注意。高脂肪なものではなく、モッツァレラチーズやカッテージチーズのような低脂肪チーズが良い。犬によっては大好物。

ヨーグルト:OK 味のついていないプレーンヨーグルトは食べれます。上記同様、乳製品を消化できない子には注意。消化に問題がない子にとっては健康のためにもおすすめ。

肉類まとめ

魚:OK 良質な脂肪とアミノ酸が含まれており、愛犬の健康にも良いです。サーモンとイワシは特にお勧めできます。サーモンはビタミンとタンパク質が豊富、イワシは骨ごと食べれてカルシウム豊富です。加熱調理されていない魚は与えないでください。また魚の摂取量は週に 2回までに制限してください。

ハム:OK 食べれますが犬にとって健康的ではありません。高塩分、高脂肪なのであげる量に注意。

豚肉:OK 豚肉は、アミノ酸が豊富に含まれ、高タンパク質です。他の肉よりも 1カロリーが高いのが特徴。豚肉は他のタンパク質と比較して、アレルギー反応を引き起こす可能性が低いです。

えび:OK 加熱料理したもののみ。殻はとってください。

ツナ(マグロ):OK ただし少量のみ。心臓と目の健康に良い食品です。ツナ缶は塩分が多く含まれているものがあるので、過剰摂取に注意。スパイスやオイルを含んでいるものは避けるようにしましょう。

穀物類まとめ

小麦や穀物類全般:OK 穀物を食べることに何の問題もありません。後述しますが小麦やとうもろこしなどの穀物は、タンパク質、必須脂肪酸、繊維を含んでいます。ただし、犬に特定のアレルギーがある場合は、医師と相談してください。

パン:OK 少量であれば問題ありませんが、犬にとって健康上のメリットがある食べ物というわけではありません。炭水化物とカロリーを含んでいるだけで、あまりお勧めはしません。

とうもろこし:OK 実はとうもろこしは、ほとんどのドッグフードに含まれています。

ポップコーン: OK 無塩、無バターに限りOKです。市販されているものはほとんどが味づけされているので注意。自分で作れば安いし、ちょっとした犬のおやつやご褒美にも使えます。

そのほかの食品

チョコレート:❌ 有名ですね。絶対に食べさせてはいけません。ほんの少しもダメです。少量でも下痢や嘔吐を引き起こし、量によっては発作や場合によっては死の危険すらあります。犬が自分で食べれる範囲にチョコを置かないようにしてください。

卵:OK 加熱調理されていれば、卵はタンパク源としても優秀で胃の不調改善にもなります。

にんにく:❌ タマネギ、ネギ同様に、ニンニクはネギ科の植物です。他のネギ科の植物よりも犬にとっては5倍の毒性があります。ニンニクは犬に貧血を引き起こす可能性があります。歯茎が青白くなる、心拍数の上昇、衰弱、虚脱等の副作用の危険性があります。ニンニクやタマネギによる中毒は症状が遅れて発症することがあるため、犬が食べた可能性があれば、数日間は気を緩めないようにしてください。

はちみつ:OK 栄養価を見ても優秀な食品です。またアレルギー対策にもなるので少量なら摂取推奨です。

アイスクリーム:❌ 砂糖がたくさん含まれているので、食べない方がいいでしょう。イチゴ、ラズベリー、リンゴ、パイナップル等を凍らせて、氷のおやつとして犬に与えることはOKです。

野菜、フルーツはこちらの記事でまとめています。

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