愛犬のご飯タイムは飼い主との絆を深める時間!食事の問題行動のなおし方を紹介!

ご飯のお皿を見るだけで走り回ったり跳んだり吠えたりすることは、犬にとってよくある行動です。犬が興奮している間にご飯を与えることは、悪いマナーや望ましくない行動を助長することに繋がります。ご飯の時間はしつけをする絶好のチャンス!ご飯の時間を活かして良いマナーを教え、飼い主と愛犬の絆を深めていきましょう!

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今日の記事もぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

ご飯タイムを愛犬にとって有意義な時間にしよう

問題行動を減らすためのご飯タイム

多くの犬は退屈から何か行動を起こします。時にはそれが問題行動に、、。十分な運動と精神的刺激がなければ、犬は自分で楽しいことを探そうとします。その結果、靴下や家具を噛んだり、飼い主にとって望ましくない行動となります。犬が1、2分で食事を終えてしまうと何の刺激も得られません。

今まで通り食事を与える代わりに、早食い防止ボウルパズルのおもちゃを使ってご飯を与えてみてください。長い時間、犬をするべきことを与え、同時に脳への刺激ともなり、退屈な時間を過ごすための方法を教えることができます。

早食い防止ボウルは器の中に仕切りがあるため、犬は1口でたくさんのご飯を食べることができません。この器は犬がゆっくりご飯を食べる習慣を作り、特に噛まずに飲み込んでしまう子犬にはとても効果的なアイテムです。早食いの程度によっては窒息や嘔吐の危険性もあります。愛犬がご飯を食べるのに時間がかかれば、あなたがご飯を食べている最中に邪魔されることは少なくなります。

ご飯を食べると同時に頭のエクササイズでストレス解消

もしあなたがドライフードではなく、ウェットフードを与えている場合は、コングのようなおもちゃの中にご飯を入れてあげてください。コングを凍らせることで、1段階レベルを難しくしてご飯をあげることも可能です。

食べ物を入れて使うおもちゃは、前足や鼻を使ってご飯を食べるために試行錯誤する必要があります。おもちゃによっては、転がしたり、レバーを動かしたり、、といろいろなバリエーションがあります。子犬から成犬までレベルに合わせたおもちゃを使うことで楽しみながら、ご飯をゆっくり食べさせることができます。ノーズワークマットを使い、ご飯をあげることも有効な手段です。

ボウルではなく手からご飯を与える

ご飯の時間をより意味のあるものにするためのもう1つの方法は、手からご飯をあげることです。ドライフードであれば手からそのまま食べさせ手、ウェットフードであればスプーンを使ってください。手からご飯を与えることで、飼い主と愛犬の絆を深めることもできます。特にお家に迎えたばかりの子犬にご飯を与えるときは、ボウルではなく、手からご飯を与えることで、愛犬があなたにより前向きな関心を持つようになります。

子犬のしつけトレーニングの中でご飯をあげる

私は子犬の頃は、毎日決まった時間にご飯をあげる必要はないと思っています。朝昼晩の1日3食でももちろん良いです。が、お家に来たばかりの頃は飼い主とのつながりも弱く、またしつけでたくさん食べさせる必要もあります。なので”おすわり””伏せ”等の基本のしつけを教える中で、ご褒美としてご飯をあげるようにするのも1つの方法です。新しいことを教えるだけでなく、あなたの横に静かに座っている、などの望ましい行動をとった時にご飯をあげることで、その行動をより強化することへも繋がります。

散歩トレーニング中は想像以上にご飯を与える必要がある

ワクチンを打ち終え散歩ができるようになったら、散歩の練習中にご飯を与えることもできます。特に散歩練習を始めたばかりの頃はたくさんのご褒美が必要です。リードを引っ張らずに歩くことができたらコンスタントにご飯を与え続けても良いでしょう。ただし他の犬や自転車とすれ違う際に、興奮しないで良い子にしていた、など特に望ましい行いをした時には、ジャーキーやささみなど愛犬が好きなおやつを与えてください。

忙しい時の愛犬へのご飯の与え方

少しでも愛犬との絆を深める時間にしよう

しつけの中で少しずつご飯をあげる時間がない、ということも多いかと思います。その場合はボウルに入れてご飯を与える通常の方法で構いません。ただし、ただご飯を与えるのではなく、やはりご褒美としてあげるのが望ましいです。”おすわり”等の基本トリックでも良いので4つ5つのトリックを連続でできたらご飯の時間としましょう。興奮しやすい子犬の場合は静かにしていたらご飯を与えます。こうすることで、犬は我慢することを少しずつ覚えていきます。

間違っても犬が吠えている時にご飯を与えないでください。犬は吠えることでご飯がもらえる、と思ってしまいます。飼い主に何か指示されても、吠えれば犬の要求が通るという成功体験を与えては絶対にいけません

子犬の時のご飯の与え方が1番大切

フードアグレッシブをなおすのはとても大変です。なのでフードアグレッシブとならないように、子犬の時期のご飯の与え方を気をつける必要があります。落ち着いてご飯を食べるようにするには、犬がリラックスしている時にのみご飯を与えるようにすることが基本です。興奮して言うことを聞かない時にご飯を与えては、興奮している状態を褒められている、と犬は受け取ってしまいます。

ただ”おすわり”や”伏せ”をするのではなく、特定のクッションの上など決めた場所で”おすわり”をすることを教えてみてください。愛犬はご飯が欲しいとき、もしくは何か要求があるときはその場所でおすわりをするようになります。飼い主が愛犬が何を求めているのか分かることで、良いコミュニケーションをとることができるはずです。

今日のまとめ

・問題行動を減らすための、ご飯タイムの活用方法紹介

・早食い防止ボウルやパズルでご飯に時間をかける&脳への刺激でストレス減

・手から与えることで愛犬との絆を深める

・子犬の頃はしつけトレーニングの中でご飯を済ませる

愛犬にご飯を与える方法はたくさんあります。ただご飯をあげてしまうのでは、愛犬との絆を深めるチャンスを失ってしまいます。愛犬にとって、もしかしたら1番嬉しい時間がご飯の時間かもしれません。その時間を有効活用して、ただ栄養補給をするだけの時間とはしないでください。飼い主と愛犬の絆が深まることで、お互いの人生が豊かになると信じています。

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