CNNのオンラインニュースで面白い記事を発見。その内容は犬の最年長記録が更新されたというもの。犬の最年長記録が更新されたのはなんと約80年ぶりです。元記事はこちらから。
Sorry, Spike. There’s a new world’s oldest living dog – and he’s the oldest ever recorded
それでは早速本編です。
今日の記事もぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
少し前までの犬の最高年齢は1939年に記録された29歳5ヶ月でした。今回約80年ぶりに記録が更新されることになりました。人間だけでなく犬の医療も劇的に発展しているのも関わらず、80年以上記録が更新されていない事を考えても、この29歳5ヶ月生きた犬がいかに長生きだったかというがわかりますね。
そもそも犬は15年生きれば長生き
犬は一般的に7歳からシニア犬の仲間入り。犬種にもよりますが15年も生きれば長生きと言われる動物です。20年以上生きている犬にはいまだに会ったことがありません。
犬の世界最高齢の記録を塗り替えたのは、ポルトガルに住むボビ。犬種は”ラフェイロ・ド・アレンティジョ”。日本では馴染みがない犬種ですね。私も今回初めて聞く犬種です。ポルトガル原産の犬種のようで、一般的な寿命は12年〜14年。ボビはすでに倍以上生きていて、まだまだ記録を更新しているというからすごい。
非公式には32歳まで生きた犬もいた、、?
オーストラリアに32年と3日生きた犬が、非公式ではありますが1983年に確認されています。しかし本当に32年生きたという証がないため非公式。
ですがボビの年齢はレイリア市の動物病院によって公式に確認されているものです。このまま長生きしてこの32歳3日という記録も抜いて欲しいですね。
ボビが生まれたのは1992 年 5 月 11 日。飼い主レオネルコスタさんは、当時まだ8歳だったそうです。コスタ家に飼われる犬は長寿の子が多く、ボビの母犬のギラは18年、別の犬のチコテは22年間生きていました。
ボビの人生は順風満帆ではなかった
ボビの出産にはドラマがありました。ボビと3頭の兄弟が生まれた時、コスタ家の父親は、家にはすでに動物が多すぎると判断しました。そのため、コスタさんは父親が子犬をどこかに連れて行ってしまったと思っていたそうです。しかし、数日後ボビが生きて丸太のカゲにいるのを見つけます。そしてボビの目が開くほど成長するまで家族に隠していたそうです。ここまで成長すれば、両親がボビを埋めることはないだろうと考えていたそうです。
ボビはとては社交的で他の動物とも仲良くできる犬だそうです。家の周りの森や農地を自由に歩き回って育ってきました。コスタさんによると、ボビの長寿の秘訣は穏やかで平和的な環境と、人間のご飯を好むことにあると考えています、
現在のボビ
現在は立派なシニア犬ということもあり、以前よりかは歩き回ることは少なくなりました。視力の低下により、歩いているときにぶつかることもあるようです。食後の昼寝が好きで、庭で4匹の猫と過ごすことが多いですとのこと。
2018年に呼吸困難により病院に運ばれたこともありました。しかし獣医はボビが高齢であるにも関わらず、とても状態が良いと評価しています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!ではっ。