犬を飼いたい!初めてペットを飼うからできるだけ飼いやすい犬が良い!賃貸だから小型犬を探している!とにかく可愛い犬種を飼いたい!
犬を飼うきっかけは人それぞれ。どの犬種を飼うのかも様々な考えがあると思います。この記事では小型犬〜中型犬、それも日本で比較的人気のある犬種に絞って、初心者が飼うのが難しい犬種を7種類紹介します。
ご家庭の生活環境、ライフスタイルに合った人も犬も幸せになれる選択の助けとなれば幸いです。
今日の記事もぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
人気急上昇!頑固な性格に注意
近年人気が急上昇しているブルドッグ。日本での人気は過去5年間30位をキープしていますが、世界人気ランキングではトップを取るほどの人気となっています。勇ましくも愛らしい犬種ですが、頑固な側面もあるので注意が必要。
ブルドッグという犬種をよく知らない人からすると、この犬種は食べて寝るだけ、あまり散歩も必要なさそうと、飼うのが簡単と思うかもしれません。実際はとても難しい犬種で、飼い主の言うことを全然聞かないことがあるほどです。もちろん、しつけができない犬種という訳ではありません。ただ他の犬種と比べて、しつけトレーニングに多くの時間がかかることは覚悟した方がそさそうです。一方で中型犬の中では、あまり多くの運動量が必要ないというのは事実です。そのため散歩という観点からブルドッグを見ると、飼いやすいと感じる方もいるでしょう。
- 人気の犬種だけど、しつけにおいてはとても頑固
- しつけは他犬種よりも長い時間がかかる
ビーグルは間違いなくとても可愛い犬種です。ですが、トレーニングにおいてはとても難しい場合があります。ビーグルの特徴はとてもエネルギッシュなところ。元気なことは良いことですが、元気すぎるあまりに飼い主の指示が聞こえていなかったり、新しいことを学習できないこともしばしば。
ビーグルを飼うのが難しい理由はもう1つあります。それは無駄吠えが多いこと。ビーグルという犬種は吠えるのが大好きな子が多くいます。アパートやマンションではもちろん、隣の家との距離が近い場合でも、犬の鳴き声というのは気になります。ご近所トラブルの原因ともなりかねないのも飼うのが難しいポイント。また、運動量を十分確保しないと、あっという間に体肥満気味になることでも有名です。
- 犬のエネルギーをコントロールしてしつけが必要
- 吠え癖がつきやすい
小型犬だけど番犬の素質あり!
ペキニーズは可愛らしい小型犬ですが、自立心の強い性格をしており、場合によっては指示を受けるのを嫌うことがあります。この犬種に新しいことを教えるのは、非常に苦労することになるでしょう。小さくて可愛いから、というだけで初めて犬を飼う人にはあまりオススメできない犬種です。しつけトレーニングでは一貫性を持ち、トレーニングをする日毎に教え方が違う、ということがないようにしましょう。
ペキニーズは難しい性格の反面、飼い主にはとても忠実な犬種です。小型犬は番犬になれないと思われるかもしれませんが、ペキニーズは優秀な番犬になれる素質があります。小型犬なのでいざという時の力はないかもしれませんが、警戒心が強い犬種ということは確かです。誰とでも初対面で仲良くなれる犬種を飼いたい人には向いていないとも言えますね。
- とても自立心の強い性格
- 初対面で誰とでも仲良くしないので番犬の素質あり
チワワは飼いやすいけどしつけが難しい!?
チワワは犬の中でも、最も怠け者な犬種の1つとして知られています。「ご褒美をもらうために頑張ろう!」とするよりも、飼い主の膝の上でゆったりリラックスしたい、そんな性格をした犬がチワワです。運動量が少なく、小型犬の中でも小さい部類なので飼いやすいという見方も分かりますが、しつけやすいかというとそういう訳ではないので注意が必要です。
チワワといえばよく吠える、そんなイメージを持っている方も少なくないでしょう。実際、この犬種はしつけトレーニングを怠ると、攻撃的な性格になる傾向があります。また、家族を守ろうとする傾向が強いので、自分の身や家族の身の危険を感じたら、攻撃的になります。残念ながら小さな子供がいる家庭、初めて犬を飼う家庭にとってベストな犬とは言い難い犬種です。
- 怠惰な性格が玉に瑕
- 攻撃的な性格を持ち合わせている小型犬
最も狼に近い血統 柴犬
日本の犬と言えば柴犬。昔から番犬としても活躍している柴犬ですが、実は世界の全犬種の中で、血統的には最も狼と近い犬種です。好奇心旺盛で飼い主に忠実、狼のように仲間意識が強い性格が柴犬の特徴。確かに番犬としてピッタリな性格と言えます。ただし、それは適切にしつけができた場合。柴犬自身が群れのリーダーと認識してしまうと大変なことになります。
自立心がとても強く、触られることを嫌がる犬が多いのも柴犬の特徴と言えるでしょう。愛犬とスキンシップをたくさん取りたい方には向いていないかもしれません。触られるのが嫌だからと言って、触られる練習を怠ると成犬になった時に困ったことになります。爪切り、耳掃除、歯磨き、ブラッシング、これらを嫌がらずしっかりできるように小さい頃からトレーニングするようにしましょう。
また、柴犬は飼育放棄が1番多い犬種とも言われています。確かな統計データはないのですが、人気犬種や可愛いという理由だけでは飼うのが難しい犬種ということは間違いありません。
- 警戒心が強く狼の血が濃い
- 触られるのが苦手な犬種
殺処分件数第3位
飼育放棄や殺処分される犬種は保健所でも正確に記録はされていません。そのため、概算や予測となってしまいますが、雑種、柴犬の次に多いのがダックスフンドと言われています。もちろん人気第3位の犬種なので、単純にダックスフンドを飼う人が多いという側面もあります。ですが、他の人気犬種と比べて難しい性格であることもまた事実。
ダックスフンドは元々は猟犬です。この犬種を飼っている人でも意外と知らない人もいるので、ダックスフンドが猟犬と聞くと驚く方も多いのでは?
猟犬の血筋なので、必要な運動量は他犬種と比べるともちろん多いです。そして猟犬として活躍できるほどですからとても賢い犬種でもあります。しっかりとしつけられれば行儀の良い犬へと成長しますが、手を抜けばずる賢く、悪知恵がついてしまうことも起こりえます。また、無駄吠えが多いという理由ですれられることもある犬種です。
- 殺処分の多い犬種
- 元は猟犬で賢いが故に、しつけをしないと手をつけられなくなることも
飼ってみたら思っていた性格と違った
シーズーもダックスフンド同様、飼育放棄の多い犬種です。比較的賢い犬種とも言われていますが、その一方で頑固な性格でも知られています。一度覚えたことはしっかりと守る反面、最初のしつけを誤ると教え直すのが難しいとも言われています。
運動量は少なめです。飼い主と一緒に遊びたい、というよりもソファーでゆっくりリラックス、そんな性格の犬も多いでしょう。警戒心は強い方だと言えます。
犬を飼いたくて、なんとなく可愛いからシーズーを飼い始めた。けれど想像していた犬との生活がおくれない、そんな理由から飼育放棄につながるケースが多いように感じます。しっかりとシーズーの性格を理解した上で飼うかどうか判断をしましょう。
- 賢い犬種だけど頑固な性格
- イメージと違ったと思われがちな犬種
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!ではっ。