自制心を身につける遊び方4選!感情のコントロールが愛犬の幸福に繋がる!

ご飯を与える前に愛犬はあなたに飛びつきますか?あなたの足を甘噛みしませんか?散歩に出かけるときは玄関でリードを強く引っ張りませんか?

これらの行動はよくある普通の犬の行動であり、犬はこれらの行動をすることで自分の望む結果が得られることを知っています。上記のような行動はあまり問題行動として捉えられることもありません。しかし、辛抱強さ/我慢強さを身につけた犬はこのような行動は滅多にしません。生まれつき感情をコントロールすることができる犬は見たことがないです。基本のしつけが終わったら、感情のコントロールをできるようトレーニングすることが望ましいです。

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衝動的行動が無くなる事によるメリット

問題行動の多くは衝動的行動に起因する

感情のコントロールとは、言い換えれば衝動的行動を無くすことでもあります。残念ながら、家庭犬として育たられる犬を見ていると、あまり意識して躾けられることがないのが現実です。しかし多くの犬が教えられるべき、重要なスキルです。

子犬の頃は好奇心も旺盛で、なんでも欲しがります。思春期の頃までに、完璧でなくともある程度の感情のコントロールを教えないと、成犬になるまでに望ましくない習慣を身につけてしまう可能性があります。問題行動や望ましくない習慣の多くは、感情のコントロールや自制心の欠如に起因するとも言えます。

愛犬の精神衛生面でも落ち着くことが幸福

例えば、犬にリードの引っ張り癖がついてしまうのは、飼い主を待つことができないからです。欲しいものを手に入れるために、飛び跳ねたり前足を使ってあなたに訴えかけるかもしれません。それは犬が、欲しいものを手に入れるために待つ必要がある、ということを知らないからです。そして欲求不満が犬の問題行動へとつながります。特に興奮しているような状況で、飼い主の指示を聞けない子へと育ってしまいます。

飼い主が愛犬に自制心を教えれば、飼い主だけでなく犬も快適に暮らすことができるようになります。感情のコントロールができる犬は行儀が良く、欲求が満たされていないからとイライラすることも少なくなります。どんな状況でも飼い主が愛犬の欲求を満たせるわけではありません。犬の精神的な健康を考えると、望ものを手に入れられなくとも落ち着いていられる、ということは重要な要素となります。

感情のコントロールを訓練する上で大切なこと

感情のコントロールを教えるためにはいくつか重要な2点があります。1つは嬉しいことは環境ではなく、飼い主から与えられると教えることです。嬉しいことというのは、おもちゃやおやつ、散歩など犬が喜ぶ全てのことです。飼い主に欲しいものをあげると、犬も欲しいものを手に入れられる、という関係性を作ってください。

2つ目は犬に嬉しいことを手に入れる方法を教えることです。方法は飼い主の自由です。愛犬におすわりやふせをさせることでももちろん良いです。重要なことは1度決めたら一貫性を持つことと、愛犬ができるレベルで行うことです。

その①毎日のご飯の時間にできるトレーニング

自制心や感情のコントロールと聞くとなんだが難しく聞こえますが、遊びの中で訓練することができるシンプルなものばかりです。衝動的行動を抑える遊びによって、我慢することでご褒美がもらえると犬に教えることができます。

  1. ご飯の器を犬が届かない程度の高さで持ちます。犬が落ち着いておすわりするまで待つか、おすわりと指示を出します。
  2. 愛犬が静かに座れたら、ご飯を少しずつ床に近づけます。犬が立ち上がったらすぐにご飯を持ち上げ、再度おすわりするのを待つか、指示でおすわりをさせます。
  3. 愛犬がこの遊びのルール、お尻が地面についていたらご飯が近づき、地面から離れると遠ざかる、というのを理解するまで続けます。
  4. ご飯が地面につくまで静かに我慢できたら、”よし”や”ok”等の合図でご飯を食べさせます。

毎日やることだからこそ一貫性が大切

「普段から似たようなことをやっているよ!」という方、とても多くいらっしゃると思います。ですが、これを意識してやっているかどうかで効果は全然違います。重要なことは一貫性です。

このトレーニングを意識して行っていないと、お尻が地面についていないのにご飯をあげていたり、最初はお尻がついていたけど、途中で立ち上がってしまったのにご飯をあげている、となってしまいます。そうすると、[座ってから立ち上がる]ことにご褒美が出ていると犬は思ってしまいます。今後、落ち着いていて欲しい時に、[座ってから立ち上がる]がセットになってしまうと、愛犬は落ち着きのない子と感じてしまうかもしれません。

その②”リーブイット”は拾い食いをやめさせるだけではない

”リーブイット”は拾い食いをやめさせることで、犬の命を守るためにも重要なコマンドです。それだけでなく、衝動や欲求を抑えることで、ご褒美がもらえることを教えることにもつながります。

  1. 手の中におやつを持って、愛犬の前に持ってきます。
  2. 愛犬が手や鼻を使っておやつを取ろうとするので、自由にさせてください。諦めたり、関心を失ったら別の手からご褒美のおやつをあげます。
  3. 手の中のおやつを無視できるようになったら、手を開いておやつを愛犬に見えるようにします。食べようとしたら手を閉じて食べられないようにしてください。無視できたらまた手を開きます。手のひらの上にあるおやつを無視できたら、別の手からご褒美のおやつをあげてください。
  4. 上記ができるようになったらおやつを床に置いて、手で覆い被せます。上記までと同様、愛犬が無視できたら別の手からご褒美です。

”リーブイット”を成功させるためのワンポイントアドバイス

ご褒美としてあげるおやつは、手の中のおやつよりも豪華なものにしてみてください。我慢することでより良いものを得られるという経験があれば、より我慢強い子へと育ちます。

その③1番簡単な自制心を鍛える遊びを紹介

ドアを開けるたびにできる簡単トレーニング

この遊びを通して、愛犬にケージや車、玄関のドアが開いても待っていられるように教えましょう。急な飛び出し、飛びつきをやめさせる効果が期待できます。最初はクレートや別の部屋へのドアなど、家の中で行う方が簡単です。

  1. 愛犬が大人しく座っていられるまで待ち、ドアを少し開けます。ドアに近づいてきたら閉めます。
  2. ドアが開いてもじっとしていられるまで繰り返します。少しずつドアを開けていき、犬が近づけば閉めるを繰り返します。
  3. ドアを完全に開けきったら、”よし”や”ok”等の合図で外に出ることを許可します。

今まで1番簡単かつ、1日の中で1番練習するチャンスが多い遊びです。ご飯をあげる時の遊びは練習する機会が少なく、”リーブイット”はある程度トレーニングが済んでいる上級者向き。自制心を身につけるトレーニング初期段階ではドアを開けても飛び出さないようにするトレーニングがおすすめです。

その④決めた合図で興奮を抑えるトレーニング

”休憩”や”落ち着いて”、”リラックス”等の決めた合図で愛犬の興奮を抑えることもできます。基本的なやり方を学べば、ロープを引き合う遊びや、甘噛みしている途中でも、興奮している時にはいつでもトレーニングできるようになります。

  1. はじめは比較的落ち着いた遊びから始めてください。途中で遊ぶのをやめて”おすわり””ふせ”の合図を出します。愛犬が指示に従ったら遊びを再開してください。ここではおやつではなく、遊ぶことがご褒美となります。
  2. 遊びの途中の”おすわり”等の合図にすぐに従うようになったら次のステップ。途中で遊びをやめた時に、何も合図を出さずにおすわりするのを待つようにしてください。おすわりができたら、遊びの再開です。
  3. ルールを愛犬が理解できたら、遊びを中断する前に”休憩”等の決めた合図を出します。合図を出したら遊びをやめて、愛犬がおすわりできたら遊びの再開です。
  4. 初めは落ち着いた遊びですが、慣れてきたら少しずつ愛犬が興奮する遊びの中でもトレーニングします。

今日のまとめ

・感情をコントロールできる犬は問題行動が減る

・多くの問題行動は衝動的な行動に起因している

・我慢ができることで、犬もイライラしないから幸せに過ごせる

・4つの遊びながらできる自制心を身につけるトレーニング方法を紹介

愛犬に合った遊びの中で自制心を身につけよう

愛犬の性格に合った遊びの中でトレーニングをすることで、感情のコントロールを学ぶ早さに驚くことになると思います。最後に大切なことを1つお伝えします。それは、愛犬の落ち着いた行儀の良い行動を見かけたらいつでも褒めてあげること。愛犬が我慢しているのがわかったら、必ずおやつや言葉や態度で褒めてあげるようにしてください。

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